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149th day in the UoA

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149th day in the UoA / 会津大149日 会津大学学生の皆さんへ 期末テスト週間も残り少しとなりました。夏休みは例年よりも短くなってしまいましたが、それでもやっぱりホッとしますね。 ★看護師より★ 福島県の累積PCR検査陽性者は134人(2020年8月27日現在)となりました。会津地区の感染者報告も10名ありました。ここで気を引き締めて感染予防行動を確認しましょう。いくつかの簡単な行動で、新コロナウィルスに感染したり感染したりする可能性を減らすことができます。(先週の続き) 5.他人と接するときはマスクを着用してください。 咳、くしゃみ、または話すときに、鼻または口から噴霧するウイルスを含む可能性のある小さな液滴の拡散を防げます。 6.あなたに咳、頭痛、軽度の発熱などの軽微な症状がある場合は、自己隔離してください。 生活に必要なものは誰かに持ってきてもらいましょう。外出するときにはマスクを着用しましょう。 7.発熱、咳、呼吸困難がある場合は、医師の診察を受けてください。 感染の疑いがある場合は帰国者・接触者相談センターへ連絡、発熱のみの場合は最寄りの医療機関に連絡し、受診してください。 <帰国者・接触者相談センター > 電話:0120-567-747 毎日(24時間/土日祝日含む) <大学周辺で英語対応可能な医療機関> いいづかファミリークリニック (Day)0242-32-3330 会津中央病院        (Day)0242-38-1150 <ふくしま医療情報ネット> http://www.ftmis.pref.fukushima.lg.jp/ap/qq/men/pwtpmenult01.aspx 8.情報は信頼できる情報源からの最新情報を得る。 どうして?マスメディアの情報は「不安や恐怖をあおる」ために発信していると思うことがあります。信頼できる情報源からの情報を複数確認しましょう。。 ★カウンセラーより★ 今回は夏休み前の最後のメルマガになります。集中講義等でもう少し授業に出席する皆さんもいるかと思いますが、テストが終わるとまずは一段落ですね。今年は新型コロナウイルスの影響で例年とは大きく異なる状況での新年度でした。慣れない状況下で不

142nd day in the UoA

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142nd day in the UoA / 会津大142日 会津大学学生の皆さんへ 会津若松でもとうとう新型コロナウィルス感染者が出てしまいました。時間の問題ではありましたが、ショックですね。 ★カウンセラーより★ 笑顔の人を見ていると自分まで嬉しくなったり、イライラしている人と一緒にいるといつの間にか自分もイライラしていたり、感情が伝染することは経験したことがある人は多いと思います。ポジティブな感情の伝染は嬉しいですが、残念ながらネガティブな感情の方が伝染しやすいと言われています。例えば以前ご紹介した日本赤十字社の「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~」にもあったように、ウイルス自体の感染以外にも不安や恐れの感染も起こっています。感染を拡大させないためにもSNSやテレビ等でネガティブ情報に触れすぎないように心がけたいですね。 ただしネガティブ感情が伝染しやすいということで、ポジティブ感情も伝染します。楽しいことや嬉しいことがあったら周りに話してみることも、ポジティブ感情の広がりにつながるかもしれませんね。 ★看護師より★ 福島県の累積感染者は113人(2020年8月19日現在)となりました。会津地区の感染者報告も1名ありました。ここで気を引き締めて感染予防行動を確認しましょう。いくつかの簡単な行動で、新コロナウィルスに感染したり感染させたりする可能性を減らすことができます。 1.    石けんと水で定期的かつ徹底的に手を洗うか、擦式手指消毒剤で手をこすり洗う。 どうして?手についているウイルスを殺します。 2.    自分と他の人との間を少なくても1メートル離す。 どうして?誰かが咳、くしゃみ、または話すときに、ウイルスを含む可能性のある小さな液滴を鼻または口から噴霧します。近すぎる場合は、COVID-19ウイルスを含む小滴を吸い込みます。 3.    混雑した場所に行くのは避ける。 どうして?人が集まる場所では、COVID-19を持っている人と密接に接触する可能性が高く、1メートルの物理的な距離を維持することはより困難です。 4.    目、鼻、口には触れない。 どうして?手は多くの表面に触れ、ウイルスを拾う可能性があります。汚染されると、手はウイルスを目、鼻、口に感染させる可能性があります。そこから、ウイルスが体内

135th day in the UoA

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135th day in the UoA / 会津大135日 会津大学学生の皆さんへ 日本中で、今日からお盆休みの会社が多いようです。会津大学は今年はお盆に関係なく授業です。2学期もあと少しです。暑さに負けず頑張りましょう。 ★看護師より★ 日本では風邪の予防に手洗いやうがいが推奨されています。そこで今回は、うがいの効果を調査した研究をご紹介します。 この研究は京都大学健康管理センター長の川村孝先生(現在は名誉教授)が中心となり行ったもので、全国大学保健管理研究集会などで研究に参加するボランティアを募り、参加を承諾した387人を「水うがい群」「ヨードうがい群」「うがいなし群」の3群に分け、2カ月間にわたって、風邪の発症を追跡したものです。その結果、「うがいなし群」に比べて「水うがい群」は風邪の発症者が少なく、「ヨードうがい群」は「うがいなし群」と有意差がありませんでした。 さらに詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。 Prevention of Upper Respiratory Tract Infections by Gargling: A Randomized Trial http://hazamaiin.com/ebm/pdf/gargling_prevention.pdf ★カウンセラーより★ 毎日暑い日が続いていますね。こんなに暑いのに暦の上ではもう秋ということで、これからの暑さは残暑と呼ぶそうです。 たくさん汗をかいた後はすっきりとしたいものですよね。この時期はシャワーを浴びることが多いと思いますが、夏は冷たいものを食べたり冷房の効いた部屋に長時間いることが多く、意外と体が冷える場面が多いため、湯船につかって体を温めることも大切です。冷えによるだるさや暑さという外部環境もストレスの要因になることがあります。入浴のリラックス効果は以前お伝えしましたが、暑さによる夏バテ予防のためにもぜひ取り入れてみてください。最近はミントや柑橘系の香りやクールタイプのもの等、夏限定の入浴剤も見かけます。気分に合わせて試してみるのもいいですね。セルフケアをしながら暑さを乗り越えましょう。 +-+-+-+-+ 相談窓口 +-+-+-+-+ ◎保健室 nurse@-aizu.ac.jp 電話番号:0242-37-2517 平

128th day in the UoA

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128th day in the UoA / 会津大128日 会津大学学生の皆さんへ 例年なら今頃は期末テストが終わり、今週末はオープンキャンパス、そして来週からは夏休み。今年は非常事態により、このニューノーマルの中ではノーマルのことの方が少ないですね。 ★カウンセラーより★ 記憶の想起には様々な要因がありますが、その一つに記憶の文脈依存効果というものがあります。情報をインプットする時と覚えた情報を思い出すときの環境が一致している方が、一致していない時より記憶の再生率が高いと言われているものです。確かに実践に近い形で練習をしたり同じ物を使ったりすることが、記憶を想起するきっかけになるのかもしれませんね。夏休み前のテストやレポートは憂鬱な気分になる人が多いと思いますが、勉強方法のヒントとして利用してみるのもいいかもしれません。 また、記憶は睡眠時に定着しているとも言われています。睡眠中は心身を休ませるだけでなく学習にも効果があるんですね。日中に勉強したことを覚えるためにも、しっかり睡眠時間をとりましょう。 ★看護師より★ 私たちの感情はノルアドレナリン、セロトニン、GABA、ドーパミンなどの神経伝達物質の働きによるといわれています。この神経伝達物質の反応のしかたは、遺伝子によって決定づけられるということがわかってきました。性格傾向や生き方を導く「気質」もこの神経伝達物質とその受容体の働き方の組み合わせによって促されています。遺伝子に規定された「遺伝的気質」は、遺伝子が決める心の欲求や情動の反応の特徴といえるでしょう。 保健室では、宗像恒次教授(筑波大学名誉教授)が今までの研究に基づき6つに分類した気質の測定ができます。また、その気質の組み合わせでどのような特徴があるか、どのようなセルフケアが必要なのかわかる資料(日本語のみ)があります。 +-+-+-+-+ 相談窓口 +-+-+-+-+ ◎保健室 nurse@-aizu.ac.jp 電話番号:0242-37-2517 平日 午前9時-午後4時  ◎学生相談室  counseling@u-aizu.ac.jp  0242-37-2610 月火水金:9:00-16:00 木:14:00-16:00  ※週4日の開室です。 ◎学生課教務係 sad-ass@u-aizu.ac.jp 0242-37-2600  平日:9時ー17

125th day in the UoA

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125th day in the UoA / 会津大125日 会津大学学生の皆さんへ 梅雨が明けて、本格的な暑さがやってきます。ニューノーマルの下、マスク着用も大事、熱中症予防も大事、運動も大事。快適に過ごすには、工夫が必要な夏になりますね。 ★看護師より★ ビタミンDは骨の成長や再生、細胞増殖、神経筋、免疫機能、炎症を調整する作用があります。ビタミンDの確保は食事と日光浴でおこないますが、ビタミンDを含む食品は少ないので、日光浴が重要となります。サプリメントでも摂取は可能ですが、ビタミンDは脂溶性のビタミミンのため、過剰摂取すると、高カルシウム血症が起こり、食欲不振、体重減少、多尿、不整脈などの症状が出ることがあります。さらには、血管や組織の石灰化が起こり、心血管や腎臓に障害が起こり、腎結石の頻度が増す可能性も出てきます。 しかしながら、日光浴をしすぎで体内のビタミンDが過剰になることはありません。 ビタミンDは新コロナウイルス感染の重症度と関連が示唆されています。日光浴でビタミンDを確保しましょう。 ★カウンセラーより★ 天気予報ではそろそろ梅雨明けですね。すっきりしない天気が続いていましたが、久しぶりに明るい空が広がっていました。本格的に夏が始まりそうです。毎年暑い夏が続いていますので、色々と工夫をしながら快適に過ごしていきたいですね。 例えば青や緑など寒色系の色は見た目で涼しさを感じることができます。お店のディスプレイも夏になると寒色を使って演出をしているものもありますよね。ガラスを使った食器や白っぽい照明も涼し気な印象になりますので、部屋に置くものを工夫してみるのもいいかもしれませんね。また、夏の風物詩の風鈴も、耳から涼しさを感じさせてくれます。畳や風鈴、打ち水など、昔からあるものは私たちの体感温度をさげることに役立ちそうです。エアコンや扇風機と合わせて、夏らしさも取り入れながら過ごしてみませんか。 +-+-+-+-+ 相談窓口 +-+-+-+-+ ◎保健室 nurse@-aizu.ac.jp 電話番号:0242-37-2517 平日 午前9時-午後4時  ◎学生相談室  counseling@u-aizu.ac.jp  0242-37-2610 月火水金:9:00-16:00 木:14:00-16:00  ※週4日の開室です。 ◎学生課教務係 sad-a

121st day in the UoA

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121st day in the UoA / 会津大121日 会津大学学生の皆さんへ 郡山市で大きなガス爆発があったようです。学生さんの中にも、郡山から通っている人もいると思います。誰も被害をうけていないことを祈ります。 ★カウンセラーより★  2学期も半分が過ぎようとしています。もう1か月で待望の夏休みですね。今年度はいつもとは違う形でのスタートでしたが、少しずつ新しい生活に慣れてきたところでしょうか。 PDCAサイクルという言葉があります。「Plan(計画)-Do(実行)-Check(評価)-Act(改善)」の頭文字を取っていて、もともとは品質改善や生産率の向上のための理論のため、ビジネスシーンでよく使われている言葉です。実は仕事だけではなく身近な生活の中でも取り入れることができます。 例えば、テストに向けて勉強するとき、スケジュールをたてて(P)勉強して(D)結果をみて(C)足りなかったところやできたことを次に活かす(A)という具合で繰り返していきす。何か始めてみたいことや目標があるとき等、色々なことに応用できそうですね。振り返りの機会(C)をもつことは大切です。失敗したら考え直して、うまくいったら継続してみて、試行錯誤をしながら自分に合った方法を見つけてみてくださいね。 ★看護師より★ 前回、「目標を細分化することでやり抜く力を得ることができる」ことをご紹介しました。そこで、今回は構造化連想法の「目標の立て方及び小目標化(細分化)」の手順をご紹介します。 ① 目標設定:自分の欲求を知る(身体及び心) 自分の期待が何であるかをわかることで目標設定ができる。目標は自己信頼欲求を満たす内容にする。 ② 見通しの確保:目標達成(欲求充足)の見通が立つよう小目標を立てる 目標は大目標から中目標、小目標と立てる。小目標は現実的・具体的な内容にする。また、期間を限定し、目標を立てた時に実行自信度が80%以上ある行動とするのが原則。 ※期間限定することで、小目標行動をとることができたか自己評価が可能、実行自信度が80%以上ある行動を選ぶことで小さな成功体験を積み重ねることができる。 ③ 緊張緩和:心身の緊張緩和 自律訓練法、筋弛緩法、相談療法、運動療法、黙想・瞑想・イメージ法、音楽療法、呼吸法、その他の方法で交感神経の過緊張を緩和し、自律神経の調整を行う。 ④