投稿

10月, 2020の投稿を表示しています

212th day in the UoA - Listen to your body and mind

イメージ
212th day in the UoA/会津大212日 会津大学学生の皆さんへ 暑くてマスクがうっとうしいと思っていたのもつかの間、今ではマスクのお蔭で吸い込む息が温かくて良いですね。風邪やインフルエンザの予防にもつながり、マスク着用はこれからのスタンダードになりそうですね。 ★看護師より★ テレビのニュースやWebニュースでご存知の方も多いと思いますが、10月22日に東京大学医科学研究所の河岡義裕らの研究グループは「新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果」を発表しました。 その発表によると、マスクには新コロナウイルス粒子の対面する人への暴露量(ウイルスにさらされる量)を減らす効果と対面する人の吸い込みを抑える効果があることがわかりました。さらにはマスクを顔に密着させないと効果は低下し、マスクを顔に密着させても吸い込みを完全に抑えることはできないことも明らかになりました。 やはり感染予防にはマスクの着用とともに手洗い、3密を避けるなどの行動が重要ですね。 <この実験の内容を詳しく知りたい方は> 東京大学医科学研究所 プレリリース  新コロナウイルスの空気伝播におけるマスクの防御効果 https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00042.html 忽那賢志(感染症専門医)先生の記事もお勧めです。 「マスクが新型コロナの「重症化」を防ぐという仮説と、その後の議論や新たなエビデンス」 https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/ ★カウンセラーより★ 新学期が始まって3週目に入りました。いかがお過ごしですか? 相談室には「睡眠のリズムが崩れている」「オンライン授業は楽だが孤独」といった相談が寄せられています。通学しなくてもいい授業が増えた分、授業の5分前まで寝ている人、徹夜でゲームをしている人もいるかもしれませんね。睡眠に問題があるなぁと感じている人は、5/8発行の「会津大34日」に改善方法が書いてありますので、読み返してみてくださいね。 オンライン授業のメリットはたくさんありますが、人とのつながりが希薄になりやすい面が心配です。人間は社会性の生き物です。日常会話やアイコンタクトなど、「ヤマもオチもないようなコミュニケーション」に支えられ

198th day in the UoA

イメージ
198th day in the UoA/会津大198日 会津大学学生の皆さんへ 夏休みの間はお休みしていたメルマガですが、今日から再開します!1か月休んでいる間に、今年度が始まってから198日目となり、200日が目前になっているんですね。混乱していた4月に比べると大学は落ち着きを取り戻し、公私ともに落ち着いた学生さんも多いのではないでしょうか。後期はあっという間に寒くなり、雪の季節となりますが、それも会津の良さです! ★カウンセラーより★ みなさんこんにちは、9月から相談室に復帰した吉澤小百合です。 後期が始まって1週間経ちましたね。いかがお過ごしですか?朝晩の冷えを感じる季節になり、こたつの準備を始めた方もいらっしゃるでしょうか。会津大卒業生の私は、毎年この時期になると、学園祭のためにおでんを煮た寒い朝を思い出します。今年は学園祭もLIVE配信となり「これも一つの”新しい生活様式”だなぁ」としみじみと実感した週末でした。 新しい生き方と古い生き方が切り替わる時、人は必ずストレスを感じます。そのストレスを上手に乗り越え、新しい生き方に馴染んでいくためには、新旧のメリット・デメリットをバランスよく見ていくことが必要です。過去を美化しやすい人間の特性を加味すると、古い生き方はデメリット多めに、新しい生き方はメリット多めに目を向ける方がちょうどいいくらいです。 「周りはもう新しい生き方に適応していて、自分だけ取り残されたように感じる」と思ったら、新古それぞれのメリット・デメリットを見直してみてくださいね。 ★看護師より★ 今回はビタミンDについて免疫とのかかわりと食事摂取基準量をご紹介します。 食事や日光浴で得たビタミンDは体内で活性化ビタミンD に変わります。この活性化ビタミンDはマクロファージと結合して抗ウイルス作用を発揮します。また、B細胞を活性化し免疫ブロブリン合成を促したり、制御性T細胞(キラーT細胞の暴走を防ぎ免疫異常を起こさない働きをする)の生成を促し免疫機能を調整します。 2020年度日本人の食事摂取基準によるとビタミンD目安量は18才以上で8.5μg/日以上【上限 100μg/】で、さらに次のような記載があります。「ビタミンDの基準値は、日照により皮膚でビタミンDが産生されることを踏まえ、フレイル予防を図る者はもとより、全年齢区分を通じて、日常生活にお