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50th day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える/50th day in the UoA 今年は春のさわやかな日が少なく、すでに梅雨のような日が続いていますね。四大は一学期の残りの期間も遠隔授業となりましたが、生活のリズムが昼夜逆転しないよう、規則正しい生活を送りましょう。パッとしない天気ですが、体を動かすことも忘れずに。 ★カウンセラーより★ 「最近なんとなく体調が悪い」「やる気が出ない」など、心身に不調を感じている人はいませんか? 新しい環境に慣れることに必死だった4月が終わり、ゴールデンウイークにようやく一息つく。日数としては十分休んだはずなのに、なんだか調子が優れなかったり、授業に集中できない日々が続く・・・。 これは、4月からの新しい環境へ馴染もうと頑張る中で、ストレスが溜まり過ぎてしまった時に反動として現れる現象です。一般的には「五月病」と呼ばれます。 ストレスが溜まりすぎると、「ここは自分の居場所ではないかも」「やっていける自信がない」と思いつめるほど、心が疲れてしまう人もいます。まずは、溜まり過ぎたストレスを発散して、「いつもの自分」を取り戻しましょう。ここから抜け出すための行動は、あなたらしさを取り戻してからで十分間に合いますよ。 例えば、こんなことがストレス発散になります。 1. 夜寝て朝起きる 2. 家族や友人と話す 3. 笑う 4. 趣味に没頭する 5. 汗ばむくらいに体を動かす 6. 何もしない(実はかなり難しい!) あなたは、自分なりのストレス発散法をいくつ持っていますか? ★看護師より★ 月経に伴い下腹部痛や腰痛などがあり、日常生活に支障がある場合、それは月経困難症かもしれません。 月経困難症は原因となる病気がない「機能性月経困難症」と子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因の「器質性月経困難症」の2種類があります。「機能性月経困難症」はプロスタグランジンが関連すると考えられています。 <月経困難症の症状> 〇腹痛や腰痛の他に吐き気・嘔吐、頭痛、疲労感、気持ちが悪くなる、下痢など。 〇症状は月経の直前あるいは月経中に出現し、月経の終了とともに症状が終了する。 <月経困難症の対策> 1.    十分な休息と睡眠をとる。 2.    運動習慣を持つ 3.    婦人科を受診する。 原因となる病気の有無を確認する、症状を軽くするため薬物療法の適応を考える。 +-+-+-+-+ 相

36th day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える/36th day in the UoA 会津大学・会津短大の学生の皆さんへ ゴールデンウィークは今年も移動制限があり、旅行などの外出はできませんでしたが、その分ゆっくりできたでしょうか。残念ながら会津若松市は、コロナ禍が始まって以来、最も感染が広がっている状態です。感染しないことが一番ですが、感染経路不明も多いため、万が一知らないうちに感染していても、広げない努力をすることが大切です。無暗に怖がることなく冷静に生活しましょう。 ★看護師より★ 通常、私たちの体は病原体に一度感染するとその病原体への抗体ができ、抗体と病原体が結合し発病を防ぎます。しかしながら、この抗体と病原体の結合が不十分だと病原体に感染したときに体を守るはずの抗体が免疫細胞(マクロファージなど)への病原体の感染を促進し、体内での病原体の複製増強(感染・炎症が重篤化する)という現象をおこすことがあります。この現象を抗体依存性感染増強(ADE:Antibody-Dependent Enhancement)と言います。 ADEは以下の例で発生することがあります。 ①    同じ病原体への2度目の感染、または同じグループの別型のウィルスへの2度目の感染 ②    感染の後期 ③    ワクチン接種   AEDはデング熱重症化の研究から解明された現象です。コロナウイルス感染症である「SARS-CoV-1」と「MERS」は動物実験でAED現象のような現象が報告されています。 参考文献: 〇抗体依存性免疫増強とは https://www.nobuokakai.ecnet.jp/nakagawa222.pdf 〇新型コロナウイルスの抗体による感染増強 (ADE) について  https://www.infront.kyoto-u.ac.jp/sars-cov-2/20201113-2/ +-+-+-+-+ 相談窓口 +-+-+-+-+ 会津大学の学生支援について: https://www.u-aizu.ac.jp/campus/support/ ◎保健室 nurse@u-aizu.ac.jp 電話番号:0242-37-2517 平日 午前9時-午後4時  ◎学生相談室 counseling@u-aizu.ac.jp 電話番号:0242-37-2610 月火金:午前9時-午後4時 木:午後2時-午後4

22nd day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える/22nd day in the UoA 会津大学・会津短大の学生の皆さんへ 新しい授業、楽しく勉強していますか。学年が変わり授業内容の難易度が変わったことを実感ている人も多くいると思います。会津大学はまじめに取り組めば、しっかり実力がついて、将来のICT技術の急速な変化にも乗り遅れない基礎力をつけられるでしょう。頑張ってください。 ★カウンセラーより★ 新しい生活に馴染んでいくのには、時間がかかるものです。 在学生のみなさんは新しい科目と新しいスケジュール、学年ごとに新たに加わる活動に挑戦中ですね。新入生のみなさんは、大学生活に加えて、日常生活にも変化がありますから、なおさら時間がかかります。「自分のペースを掴むのに最低でも1か月くらいはかかる」と見積もってお過ごしください。 特にこの時期は、周りを見渡せば、グループで笑いあっている人、一人でもスマートに過ごしている人ばかりで、なんとなくモヤモヤしているのは自分だけだと感じることはありませんか? 人の心の中は見ることはできませんので、どうしても表面で判断しがちです。 でも、新しい生活に取り組んでいるのはみんな同じ。一人ひとり、表には出さない悩みや苦労、不安があるものです。誰もが、いろんな事情を抱えながら、自分なりに懸命に過ごしているのではないでしょうか。 そう考えてみると、自分だって、唯一無二のバックグラウンドを抱えながら、自分なりに毎日を過ごしていますよね。そんな自分を、どうぞねぎらってあげてください。 自分の抱えた事情に合わせて、無理なく取り組めることから始めたり、苦手なことには対策を打つようにしたりすると、だんだんと「自分なりにやれることをやっている」「”今は”これでいいんだ」と思えるようになっていきます。そしていずれ、思い描く「なりたい自分」にも近づいていきます。あなたのペースが一番大切です ★看護師より★ 女性は一生涯のうちで400~500回ほど月経を経験しますが、月経の始まる7~10日から以下のような症状がある場合、月経前症候群(PMS、Premenstrual Syndrome)かもしれません。 身体症状・・腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張り、関節痛、体重増加など 精神症状・・イライラ、抑うつ、不安、感情の起伏が激しくなる、不眠または過眠、集中力の低下、人に会いたくなくなる