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295th day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える/295th day in the UoA 会津大学の学生の皆さんへ 残念ながら学内に複数の新型コロナ感染者が複数名発生しました。今週は基本的には遠隔授業ですね。健康管理と行動に十分に気を付け、対面授業が可能になったら元気に大学に戻ってきてくださいね。 冬は運動できない?! 冬になると、どうしても運動不足になりがちですよね。特に会津地域は、雪深く外に出ることも億劫になる人が多いかもしれません。そんな時、会津地域だからこそできる運動があります。それは、「ウィンタースポーツ」です。ウィンタースポーツとは、スキーやスノーボード、スケートなどのことをいいます。これらの種目加え、最近では雪合戦やそり遊び、雪かきなどもウィンタースポーツとして着目されているのです。特に、雪かきは、「ジョセササイズ」という名称で、「除雪」+「エクササイズ」を同時に行う一石二鳥ともいうべき運動なのです。除雪作業は、全身の筋肉を使って行う運動です。最近運動不足だなあと感じたら、まず、外に出て、ジョセササイズを実践してみましょう! そして、いかなるウィンタースポーツを実践する上でも重要なことがあります。その重要なこととは、下記のうちどれでしょうか。 ①道具の使い方を理解すること ②転んだ時の対処を知っておくこと ③準備運動をしておくこと 正解は、「③準備運動をしておくこと」です。①や②も大切なことですが、まずは怪我を予防するためにも準備運動をすることは、重要なポイントになります。 さあ、準備運動をして、会津ならではのウィンタースポーツにチャレンジしましょう!  (oki-dokey) ある教師の失敗話 現在、カウンセラーの資格を有し、他者の援助をしています。その前は、高校の教師でした。 先日、相談者から「あなたカウンセラーなんだから、私の考えていること、わかるんですよね。なんか、怖い!」と言われました。それは全くの誤解なのですが、もしもそれができたらスムーズに援助できるだろうなあと思います。カウンセラーは話を聴かせていただき、その過程で相談者に気づいてもらうことで問題解決を援助しています。ですから、怪しい力(?)があるわけではありません。“聴く”と簡単に書きましたが、聴くことは相当に難しい行為であり、十分に聴くためには訓練が必要です。聴くことができないと、相談者を援助するどころか、逆に状態

281st day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える/281st day in the UoA 会津大学の学生の皆さんへ 明けましておめでとうございます。皆さんリフレッシュして大学に戻ってきたかと思います。冬休みの間会津を離れていた人は、帰ってきて真っ白になっている会津にぎょっとしたのではないでしょうか。会津の冬は、このように重い雪が積もりますが、春になると嘘みたいになくなるので、少しの間頑張りましょう。 Covid-19と交差免疫 ウイルス感染で活躍する人の免疫系のひとつにキラーT細胞があります。キラーT細胞はウイルスの特定部位「エピトープ」に反応し「敵」を認識してウイルスを攻撃するのと同時にそのウイルスを記憶して次に同じウイルスがきた時に速やかに攻撃します。 また、人の免疫系には「交差免疫」と言われるものがあります。これは、過去に「ある病原体」に感染したことで,その病原体に似ている別の病原体に対しても働く「免疫」のことです。 理化学研究所は2021年12月8日、従来のコロナウイルスと新型コロナウイルスの「エピトープ」に極めて似たところがあり、その「エピトープ」はヒト型白血球抗原(Human Leukocyte Antigen)のHLT-A24型と結合することを解明しました。HLT-A24型を持っている人は新コロナ感染症の抗体を持っていなくも従来のコロナウイルスに対応する「キラーT細胞」が活性化し、攻撃します。そのため感染しにくい、重症化しにくいことが考えられます。 ・エピトープ(epitope)とは 抗体が認識する抗原の一部分、抗原のなかで抗体結合にかかわる部分である。 ・ヒト型白血球抗原(Human Leukocyte Antigen)HLTとは ヒトの主要組織適合遺伝子複合体(major histocompatibility complex;MHC)である。第6染色体に存在する遺伝子によって決定される。 理化学研究所の研究について <プレリリース>(日本語のみ) 新型コロナウイルスに殺傷効果を持つ記憶免疫キラーT細胞 https://www.riken.jp/press/2021/20211208_1/index.html <論文> Kanako Shimizu, Tomonori Iyoda, An Sanpei, Hiroshi Nakazato, Masahiro Okada, Shogo