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106th day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える - 106th day in the UoA 会津大学・会津短大の学生の皆さんへ 今年度が始まって、100日を超えました。最近の天気予報では晴れマークが多くなり、梅雨明けが近いことが伺われます。会津の短くて暑い夏は、もうすぐですね。 ★カウンセラーより★ 短期大学部食物栄養学科の先生から、「おかずが少ない食事を続けると、気持ちが沈みやすい」というお話を伺いました。 皆さんは、毎日のようにラーメンを食べたり、パスタやパン、おにぎりばかりの食生活になっていませんか? 実は、そのような糖質中心の食生活を続けていると、体内では亜鉛不足が起こり、気持ちが沈んでしまうそうです。亜鉛は人体にとって重要なミネラルで、骨、筋肉、肝臓、腎臓など全身で使われています。 もちろん、脳の働きにも重要な役割を果たしているため、亜鉛が不足すると思考や感情にまで悪影響が出てしまいます。たとえば、記憶を司る脳の海馬には亜鉛が多く存在するので、亜鉛が不足すると記憶力が低下します。 また「やる気ホルモン」と呼ばれる脳内ドーパミンの合成にも亜鉛が使われるため、「なんだかやる気が出ない」「気力が湧かない」「集中できない」などにもつながっていきます。 「気持ちが沈んでいる」と感じたら、1週間の食生活を振り返ってみませんか?一汁一菜の定食や、幕の内弁当など、おかずがしっかりあるメニューを食べていれば、肉や野菜から亜鉛が摂取できるので、亜鉛不足は起こりにくいそうです。 パスタソースに具材を追加したり、ラーメンを食べるなら野菜たっぷりにしたり、ちょっとした工夫で亜鉛不足を防いでいきましょう! ★看護師より★ マスク着用が習慣化して1年以上になり、様々な素材のマスクが販売されています。 グラフェンは抗菌作用があるナノマテリアル(粒径が100nm以下の大きさの素材)です。 抗菌作用があるためマスクの素材として使われており、日本でもグラフェンを含むマスクは販売されています。 カナダ保健省が2021年4月2日に公表した「グラフェンを含むマスクについての注意喚起」についてご紹介します。 - グラフェンを含むフェイスマスクは健康上のリスクをもたらす可能性があります。安全性と有効性が確立するまでグラフィンを含むマスク使用しないでください。 - グラフェンを含むマスクを使用後、新たにまたは原因不明の息切れ、不快感、

92nd day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える/92nd day in the UoA 会津大学・会津短大の学生の皆さんへ 今日から7月です。2021年も半分過ぎてしまいました。またマスクをして過ごす夏になります。最近は、息のしやすい夏用マスクも出回っていますので、必要に応じて利用するようにしましょう。 ★看護師より★ マスク着用が習慣化して1年以上になります。そこで今回はマスク長期着用の身体的弊害をご紹介します。 長時間のマスク着用は口呼吸になりがちですが、口呼吸は口腔内の衛生環境が低下し、以下のことをおこしやすくなります。 -    齲歯、歯肉炎、口臭などをおこしやすい -    細菌・真菌・ウイルスが体内に侵入しやすくなる 正しくマスクを着用することは飛沫の防御に役立ちますが、以下のことがおこりやすくなります。 -    呼吸数が増える -    体内のO2レベルの低下(パルスオキシメーターでSPO2を測定するとマスク着用の有無で差が認められる) -    疲労感、めまい、頭痛、考えがまとまらないなどの症状がでる さらに、夏は気温の上昇に伴い熱中症をおこしやすくなりますが、マスクの着用でその危険性が増します。そこで、以下の場合はマスクを外しましょう -    運動するとき -    自転車に乗っていて会話することがない、1人で歩いていて会話することがない、 車を運転していて同乗者がいないなどのとき ★カウンセラーより★ 「コロナ太り」という言葉をテレビや雑誌で見かけるようになりました。夏服は露出が増えることも影響しているのでしょうか。皆さんも「つい食べ過ぎてしまう」という状況が続いていませんか? コロナ太りは、 1.運動の機会が減る 2.食べてストレスを発散する=「ストレス食い」 という2つが重なっている状態です。 食べることは快楽ですので、一時的にストレスが解消されます。長期化するコロナ禍で、ストレスと上手に付き合う方法を取り入れているという点では、「ストレス食い」=「適応力がある証」とも言えそうです。 しかし、過剰に食べ過ぎてしまうと体に負担がかかります。また、つい食べてしまう自分を責めてしまったり、食費がかさんで金銭面の不安が出たり、変化した体形を気にしたりすると、“それが新たなストレスとなってさらに食べ続けてしまう”という悪循環に陥ることもあります。 そんな悪循環を断ち切るために、「