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251st day in the UoA - Listen to your body and mind

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心と体を整える/251st day in the UoA 2022年も最後の月になりました。冬の間、会津は日本海側気候の天気の日が多いので、雨や雪が降って、その上最も日が短い時期にあたるのので、気持ちまで暗くなりがちです。好きなものを食べたり、ウィンタースポーツをしたり、会津の冬の楽しみを見つけてください。 >>若いときの苦労<< 第3学期が終わり第4学期が始まります。学期の終わりには試験がありました。科目の内容を習得するためにみなさん苦労したのではないでしょうか。皆さんは苦労はなるべくしたくないと思うでしょうが、日本では「若いときの苦労は買ってでもせよ」と言われています。どういった意味があるのでしょうか。  一般的にスキルや行動を獲得する際には苦労が伴います。スキルや行動には、大学で習得する科目だけでなく、自動車の運転、スキーやスノーボードなどの技術、楽器演奏、プログラミング言語、ダイエットやトレーニング、会社での仕事や作法、などが当てはまります。 人間がスキルや行動を獲得する際には、4つの状態を経由することになります。 1. スキルや行動を知らない、あるいは獲得のための活動をしない 2. スキルや行動を獲得のための活動をするが、まだ獲得できていない 3. スキルや行動を意識すれば実行できるようになる 4. 特別な意識をせずスキルや行動を実行できる  これらのうち、2と3の状態は多くの人がストレスを感じる状態です。2と3の状態を経験しているとき、人は苦労していると感じます。2の状態はスキルや行動を実行できる状態を目指して、それらを実行できていない自分と向かい合うことになります。3の状態では、これまでには行っていなかったタイミングや状況で、スキルや行動を実行する必要があります。両者とも、始めは思ったように実行できず、失敗をしながらスキルや行動の実行方法を練習していくことになります。  1と4の状態は、ストレスを感じない状態です。人間は1か4のどちらかの状態にとどまることを好みます。2と3の状態を体験し、長い間結果が得られない場合、1の状態に戻るように行動します。他のことで忙しい、自分には向いていない、メリットが得られない、などの理由を挙げて、1の状態に戻る人が多いようです。一方で、4の状態になると得をすることが分かっており、1