267th day in the UoA - Listen to your body and mind
心と体を整える/267th day in the UoA 会津大学の学生の皆さんへ 今年度最後のメルマガとなります。今回から少しだけフォーマットが変わっています。でも、皆さんの心と体に役立つ情報を引き続きお届けします。冬本番となりましたが、皆さん暖かくして楽しい冬休みを過ごしてくださいね。 冬道のヒヤリ・ハット 「ヒヤリ・ハット」という言葉を知っていますか。会津大生なら耳にしたこともあるかもしれません。今日は、そんな「ヒヤリ・ハット」のお話をします。 「ヒヤリ・ハット」とは、その文字通り、「ヒヤッ」としたり、「ハッ」としたりすることです。例えば、雪道なのに、自転車で登校する学生がいるとします。雪道を運転していて、タイヤが滑ってしまうことがありますよね。その時に、転倒する危険性を察知し「ヒヤッ」「ハッ」とすること、これが「ヒヤリ・ハット」の事象です。 皆さんが自転車を乗り始めたころ、転ぶ練習や受け身の練習はしませんよね。だから、転倒する恐ろしさや転倒した後の対処方法がわからないわけです。「ヒヤリ・ハット」する時、それは、予測できないことが起こり得る時に感じる心の信号なのです。 世の中には、予測できることとできないことがあります。傾向が把握できれば対処方法を見出すことはできるでしょう。しかし、会津は雪深い地域であり、自転車で通学することによる事故のパターンを全て予測することは困難です。特に、冬季期間は、自動車も自転車も予期せぬ事故を起こす、事故に巻き込まれる危険性があります。「ヒヤリ・ハット」する前に、安全な通学の方法をこの機会に考えてみてはどうでしょうか。 (oki-dokey) 睡眠の季節変動 冬になると朝、目覚めが遅くなる、布団から出たくないと感じることが多くなりますが、この目覚めが遅くなるのは体内時計の季節変動が関係します。 以下のことがその理由です。 1)日の出や日没時刻、日長、日照量などの環境の光条件は人の睡眠や生体リズムの季節変動を引き起こします。特に日没時刻が早いことと、日照量が少なくなることが体内時計の時刻の遅れをもたらします。その結果、深部体温やメラトニン、コルチゾールなど睡眠調節に密接に関連している生体機能のリズムが、冬には大幅に遅れることが分かっています。 2)冬は睡眠時間が長くなります。夏に比較して冬には、入眠時刻には大きな変動が見...