317th day in the UoA - Listen to your body and mind
心と体を整える/317th day in the UoA 東日本大震災から10年が過ぎようとしている矢先、大きな地震がありました。人生で初めての大きな地震だった学生さんもいるのではないでしょうか。また、10年前を思い出して不安になってしまった人もいるかと思います。余震はまだ続くと思います。怖い時は無理に我慢せず、家族やお友だちと連絡を取りましょう。コロナ感染症もあるので、大勢で集まるわけにはいきませんが、簡単なメッセージに交換や、遠隔で話すだけでも、違いますよ。 ★看護師より★ 不安に関係する遺伝子で有名なのは、セロトニンの再利用に関係するセロトニントランスポーター遺伝子でしょう。この遺伝子には、セロトニンを再利用しにくいSS型、中間のSL型、再利用しやすいLL型があります。SS型はセロトニンの再利用がしにくいので不安を感じやすい型とされています。日本人は欧米人と比較してSS型が多くおおよそ3分の2と言われています。 不安を感じやすいことは欠点にも思えますが、細かいことに気づいて対策をとれば、大きな失敗はなくなり、それを長所にすることもできます。不安を感じやすさを長所にするには、体内のセロトニン量安定が必要となります。そこで、不安を感じやすいと思う方には「セロトニン量が安定する生活行動をとっているか」を確認することをお勧めします。 ※セロトニンが不足すると免疫力も低下すると言われています。 <体内のセロトニン量安定のための行動例> ① 光刺激(日光を浴びる、昼型生活) ② リズム運動(ダンス、体操、ウオーキング、ランニングなどの有酸素運動) ③ 呼吸法(息を吐くことからはじめよう) ④ よく噛んで食べる ⑤ 涙を流す(感動に伴う) ⑥ 腸内環境を整える(食物繊維を摂るなど) ⑦ トリプトファンを摂る(体内生成の仕組み:トリプトファン⇒セロトニン⇒メラトニン) ⑧ グルーミング(電話、ラインなどのビデオ通話、マッサージなどのスキンシップ、入浴やシャワーなど) ★カウンセラーより★ 先週の土曜日はとても大きな地震がありましたね。 皆さんご自身、ご家族に被害はありませんでしたか? 東日本大震災から10年を目前にして、同じ季節に同規模の地震が起きました。 当時のつらい記憶を思い出してしまう方もいらっしゃるでしょうね。 「